読み方: | あいしんこーど、あいえすあいえぬこーど |
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英語名: | International Securities Identification Number |
分類: | 金融業務|コード |
ISINコードは、国際標準化機構(ISO)の国際証券コード仕様であるISO6166で定められた、全世界共通の12桁のコードのことをいう。ISOは、 1947年に設立された工業製品やサービスに関する国際的な標準化活動を行う非政府間機構で、各国一機関のみが自国のISINコードの付番権限を付与され ており、日本では全国の証券取引所及び証券保管振替機構によって構成された組織である証券コード協議会が付番機関(コード付与機関)に指定されている。
ISINコードは、上場・未上場に関わらず、発行される全ての証券(株式や公募債券等)に付与され、全12桁で表示される。最初の2桁(アルファベット) が国別コードで、日本は「JP」と表示され、次の9桁(数字)がメインコード(日本は新証券コード:6桁が発行体、3桁が証券種類)となり、最後の1桁 (数字)が「check digit(チェックディジット)」といわれるコンピュータ処理の番号となっている。
ISINコードは、日本では1993年から導入され、企業毎に50音順に割り当てられている。また、本コードは、全世界共通の体系になっているため、個々の証券の認識コードとして、国際的な証券取引における決済や保管、流通を効率的に行うことに役立っている。